ひゃくさい 年金者大学の新聞です。講座と行事の案内

あいち年金者大学は、全日本年金者組合愛知県本部の方針に則って、教養・旅行などの文化面の一端をになって、高齢者ならびに年金で生活する人々を主な対象者に活動しています。財政的には全日本年金者組合愛知県本部とは独立採算とし、相対的な自主決定権を持っています。

「メーリングリスト“あいち年金者大学”を準備しています。
 参加ご希望の方は、narano-oka@par.odn.ne.jpまで
 参加希望とお知らせください」

年金者大学機関紙 ひゃくさい21年7月号

/() 講座:平和について考える12 ………………………………ページ

あの頃の母を想い(一宮支部 田仲 圭)

二度とあってはならぬ、あの戦時生活(西支部、春日一彦)

 

/26() 講座   映画鑑賞会(218) ……………………………2~3ページ

「この世界の片隅に」

 

/27() 研究誌ひゃくさい読者交流懇談会………………………………3ページ

 

※ 評議員会を行いました……………………………………………………4ページ

  

原則として講座などの会場は名古屋市北区役所 7階 総合社会福祉会館 です。

1階の案内には福祉講座になっていますが7階まで上がって下さい。

講座等の参加費は無料です。 ただし資料代として300円をご用意下さい。

主催  あいち年金者大学

講座:平和について考える12

     あの頃の母を想い(一宮支部 田仲 圭)

    二度とあってはならぬ、あの戦時生活(西支部、春日一彦)

とき:8月7日(土)13時30分~

ところ:名古屋市総合社会福祉会館7階中会議室

今年も8月がやってきます。年金者組合の組合歌のように歌われている「かけがえのない人生を」には、あの戦争を潜り抜けてきた世代が「戦争を無くすために立ち上がる」と歌われています。でもちょっと待てよ! 年金者組合が誕生して30年、現在の組合員で1945年8月15日の玉音放送を記憶している世代は、ひょっとして少数派になってしまったのではないか?

あいち年金者大学の平和講座は年金者が若者に戦争の記憶を伝えるというスタイルをとってきましたが、今や年金者の中で世代継承をする必要が出てきています。今回は二人の語り部をお願いしました。

一宮支部の田仲 圭さんは敗戦時16歳、父親と4人の兄を戦場に送り出しました。送り出した母親はどんな思いだったろうと、その当時の母親の年齢に達した頃から、母親の無念が理解できるようになったと言います。

西支部の春日一彦さんは敗戦時国民学校の6年生、四日市で空襲の中を逃げ延び、そして家族を失った経験をお持ちです。

コロナ禍の中での講座ですが、玉音放送を経験していない世代の組合員の皆さん、そしてその子や孫の世代に是非聞いていただきたいお話です。皆さんお誘いの上ご参加ください。

  

連続講座:映画鑑賞会(217)

「この世界の片隅に」  :2016年 日本  129

解 説: 倉元孝幸(尾張旭支部)

と き: 8月26日(木)1330分~

ところ:総合社会福祉会館◇研修室

監督: 片渕須直

こえ: のん 他

こうの史代の同名漫画を長編アニメーション映画化。

1944(昭和19)年に広島市江波から呉に18歳で嫁いだ主人公すずが、戦時下の困難の中にあっても工夫を凝らして豊かに生きる姿を描いています。

18歳のすずに、突然縁談がもちあがる。良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭和19)年2月、すずは呉へとお嫁にやって来る。呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた「大和」も呉を母港としていた。

見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずの日々が始まった。 夫の両親は優しく、義姉の径子は厳しく、その娘の晴美はおっとりしてかわいらしい。

配給物資がだんだん減っていく中でも、すずは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。

ある時道に迷い遊郭に迷い込んだすずは、遊女のリンと出会う。またある時は重巡洋艦「青葉」の水兵となった小学校の同級生・水原哲が現れ、すずも夫の周作も複雑な想いを抱える。

1945(昭和20)年3月。呉は、空を埋め尽くすほどの数の艦載機による空襲にさらされ、すずが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。

そして、昭和20年の夏がやってくる――。

映画作りにあたって、資金調達のためにクラウドファンディングが利用され、日本国内では過去最大の支援者数と支援金額を集めたことで話題となりました。また主人公のすずの声を、のん(本名:能年玲奈)が見事なまでに演じきったことも大きく評価されています。

  

研究誌ひゃくさい読者交流懇談会 

と き: 8月27日(金) 1330分~

ところ: 名古屋市北区役所7階・総合社会福祉会館◇小会議室

 毎回4~5名で、しかし参加者が持ち寄った話題で、活発に討論しています。

研究誌ひゃくさいの読後感想を出し合うというのが本来の趣旨でしたが、あまりこだわりません。知的欲求を求めて最近感じていることを、現在の社会についての思いを怒りを、ぶつけ合う機会にしています。遠慮はいりません。どんどん参加し、どんどん発言してください。

皆さんの積極的な参加をお待ちしています。

  

評議員会を行いました

あいち年金者大学事務局長 岡田 保

あいち年金者大学は、各支部から選出された評議員の皆さんによる評議員会によって年間総括を行い、会計決算と次年度予算を承認いただき、次年度の方針を確定します。

今年度の評議員会は6月7日、北区黒川の名古屋市総合社会福祉会館7階研修室で行われました。(出席評議員11名、事務局8名)

コロナ禍の中でも、組合員の皆さんに文化をお届けしようと20講座(例年の1/2以下)を開催し、しかしバスツアーは全く開催できなかったこの一年の状況を、評議員の皆さんにご理解していただきました。

あいち年金者大学の当面の課題は、実はコロナ禍ではなく事務局のメンバー減少です。10年前に私が事務局長を引き受けた頃は20名の事務局員体制を目指していましたが、現在の事務局員は一桁、そのメンバーで何とか実務をやりくりしているのが実情です。

今回の評議員会では「早期に会計担当者不在の状況を脱却すること」という付帯決議がされました。そうです。現在の年金者大学には財政担当の事務局員が不在のまま5年が経過しているのです。事務局の弱体化は財政問題だけではなく、大学の所在を広く公報するウェブサイト担当者の不在をも意味し、新しい企画を提案するブレインの不足をも意味しています。

そうした状況の中、新しい提案をしています。年金者組合愛知県本部の中で、その位置が確立できなかったあいち年金者大学を、県本部文化部に所属するという要綱の改正です。

この提案は参加評議員によって承認されました。7月23日の年金者組合愛知県本部の定期大会で承認を求めます。財政については当面独立採算を維持しますが、あいち年金者大学が年金者組合愛知県本部の中に位置づけられるという画期的な第一歩となります。

 

事務局員募集中

あなたもわたしたちと一緒に年金者大学を作ってみませんか。受付・新聞づくり・会計・ウェブ担当… 仕事はいろいろあります。新しい仲間を求めています。

年金者大学機関紙 ひゃくさい21年6月号

/() 講座:今、読み返したい古典(第28回) ……………………ページ

とりかへばや物語を楽しむ

 /27() 講座   映画鑑賞会(217) ……………………………2~3ページ

「カノン」

 /30() 研究誌ひゃくさい読者交流懇談会………………………………3ページ

 7/109/5 講座にしない美術館・博物館めぐり ………………3~4ページ

     生誕160年記念 グランマ・モーゼス展素敵な100年人生

 原則として講座などの会場は名古屋市北区役所 7階 総合社会福祉会館 です。

1階の案内には福祉講座になっていますが7階まで上がって下さい。

講座等の参加費は無料です。 ただし資料代として300円をご用意下さい。

主催  あいち年金者大学

講座:今、読み返したい古典(第28回) 

とりかへばや物語を楽しむ     

講師:近藤早苗(熱田支部)

とき:71日(木)1330分~

ところ:総合社会福祉会館7階中会議室

今回もちょっと珍しい作品をとり上げます。今話題のジェンダー問題について考えるうえでも大変面白い平安後期の物語です。「とりかへばや」とは「とりかえたい」という意味。大納言の深刻な悩みは女の子のような息子と男の子のような娘を持ったこと。何とか人並みに育てようという努力も空しく、やむなく二人の性を入れ替えて世に出すことに。そこから始まる様々な混乱と悲喜劇。かつては「猟奇的、退廃的な作品」とされ、低く評価されてきましたが、今読むととても新鮮で面白い作品です。

毎回完結の講座で、わかりやすく解説しますので、普段あまり古典に触れる機会のない方でも、今回初めての方でも大丈夫です。筆記用具のみでお気軽においで下さい。

 

連続講座:映画鑑賞会(217)

「カノン」  :2016年 日本  123

解 説: 淡野康子(中村支部) 

と き: 7月27日(木)1330分~

ところ:総合社会福祉会館◇大議室

監督:雑賀俊朗(「リトル・マエストラ」「チェスト」)

脚本:登坂恵里香

出演:比嘉愛未、ミムラ、佐々木希、鈴木保奈美、多岐川裕美 他

♪お母さん! 覚えていますか。私たちが弾いたあの曲を! 家族の絆を結ぶピアノ三重奏♪

 富山、金沢、東京を舞台に、三姉妹と母の絆と家族の再生の物語

金沢の老舗料亭を営む祖母に育てられた紫、藍、茜の三姉妹。三女の茜が若女将として料亭を守る一方、長女の紫は東京で専業主婦、次女の藍は富山で教師をしていた。祖母の葬儀で、死んだと聞かされてきた母が生きていることを知らされる。しかし19年ぶりに再会した母は、アルコール性認知症を患っていた。

なぜ、母は姿を消したのか! 母はなぜ、わが子を虐待したのか!

母娘が幸せだった頃母が教えてくれて三姉妹で連弾した思い出の曲を胸に。

自分たちの傷に向き合いながら母の過去を知り、未来への一歩を踏み出そうとする、母と三姉妹の葛藤を描いた珠玉の名作映画です。モラハラ、認知症、トラウマなど多岐にわたった問題を扱った映画でもあります。

 

研究誌ひゃくさい読者交流懇談会 

と き: 7月30日(金) 1330分~

ところ: 名古屋市北区役所7階・総合社会福祉会館◇団体事務室

  参加者が少なくて忘れ去られてしまいそうな企画ですが、最近では話題提供のレジュメを持って参加される方が増え、楽しく討論しています。

 さて7月の例会ですが、会場の確保ができませんでした。本当に申し訳ありません。そこで奥の手を使います。いつも会場としている総合社会福祉会館の5階に「団体事務室」という部屋があります。10人くらいで会議ができる部屋です。予約制ではなく先着順に使用できます。

 他の団体が使用していなければ利用できるというわけです。今回はこの部屋を会場とします。読者交流懇談会参加希望の方は、1330分に5階のエレベーター前に来てください。係が案内します。

(もしその会場に先客がいたら?)その場合には会場のお向かいの喫茶「田中」に行きましょう。皆さんの積極的な参加をお待ちしています。

  

講座にしない美術館・博物館めぐり

     生誕160年記念 グランマ・モーゼス展素敵な100年人生

とき: 710日(土)〜95日(日)

ところ:名古屋市美術館

入館料:当日券1,500円、前売り券1,300円(チケットぴあorコンビニで)

先月号で新たに「美術館・博物館めぐり」というシリーズを立ち上げ、その第1回として愛知県陶磁美術館の企画展「海を渡った古伊万里~ウィーン、ロースドルフ城の悲劇~」を取り上げました。ここに紹介する企画展も是非皆さんと鑑賞したいものですが、会場も名古屋市中区の白川公園ですし、「特に日にちを限定して集まらなくても皆さんそれぞれご都合の良い日に行っていただければいいのではないか」ということで、ご紹介にとどめることにしました。

モーゼスおばあさん(グランマ・モーゼス)の愛称で親しまれ、アメリカの国民的画家として知られるアンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス(1860-1961)。無名の農婦だったモーゼスは70代で本格的に絵を描き始め、80歳の時にニューヨークで初個展を開きました。農作業や四季折々の暮らしを描いた絵には、自然とともに日々の素朴な生活を生き生きと送る人々の姿が描かれています。たくましく誠実に101歳まで生きたモーゼスの“素敵な100年人生”の世界を、作品と愛用品などを含めた約130点で紹介します。

 年金者組合の仲間にも、年金者になってから美大に通い、作品制作を始めた人が何人もいます。“素敵な100年人生”は年金者大学の目標に通じるものがあります。鑑賞しましたら感想などを年金者大学に届けてくださいね。

 

事務局員募集中

あなたもわたしたちと一緒に年金者大学を作ってみませんか。受付・新聞づくり・会計・ウェブ担当… 仕事はいろいろあります。新しい仲間を求めています。

年金者大学機関紙 ひゃくさい21年5月号